コラム

【G1桜花賞2016】3強を打ち崩す伏兵は…

レースの記事イメージ

2016年4/10(日)阪神競馬場にて第76回桜花賞(G1)が開催されます。

前回(【G1桜花賞2016】3強を崩す馬は現れるのか!?)、前々回(【G1桜花賞2016】注目の素質馬3強がぶつかり合う戦い)と桜花賞に出走予定のメンバーの中で気になる馬を何頭か見てみました。

今回もご紹介しきれなかった馬の中で気になる馬をご紹介させていただきたいと思います。

 

レッドアヴァンセ

前走チューリップ賞(G3)8着。

大きく出遅れ最後方からのレース運び。

しっかりと脚を溜めて最後の直線にかけましたが-14キロ減ということもあってか、さほど伸びませんでした。

上りも上位2頭に及ばず、流れがこの馬に向きませんでした。

勝ったレースではスローな展開でしたので、末脚がいきるレース展開になれば3強に食い込む力はあるでしょう。

 

アットザシーサイド

前走フィリーズレビュー(G2)2着。

スタート後やや手を動かしながら中団に付ける展開。

4角では外にも内にも持ち出しにくそうに囲まれてしまいましたが、直線でなんとか抜け出すと良い末脚を見せてくれました。

フィリーズレビューが内回りのレースということもあってか、ここを経由する馬は桜花賞で活躍できないケースが目立ちます。

が、前々走で外回りも経験していますし、「1400メートルで追走に忙しい」というコメントがあったように距離が延びる分には問題はなさそうです。

 

カイザーバル

前走君子蘭賞(500万下)1着。

スタートから行きたがる素振りを見せ、折り合いをなんとかつけながらといったレース運び。

最終コーナーから上がっていき、残り1ハロンで楽に抜け出しました。

限定戦では力が違ったのか完勝しました。

前々走のチューリップ賞では折り合いもついて、後方で脚を溜める展開。

しかしながら直線で囲まれてしましい、末脚を活かすことが出来ませんでした。

スムーズに持ち出せればどうだったか…という期待を持たせてくれる走りではありました。

 

本番に向け様々な馬を見ていきましたがいかがだったでしょうか?

競馬予想のお役に立てられれば幸いです。

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