コラム

【G1天皇賞(春)2016】6連勝で盾獲りを目指す

レースの記事イメージ

2016年5/1(日)京都競馬場にて第153回天皇賞春(G1)が開催されます。

去年の勝ち馬は種牡馬になったゴールドシップ。

向こう正面から一気に捲っていき、カレンミロティックとの叩き合いを制し、飛んでくるフェイムゲームをクビ差でかわすというレース展開がまだ記憶に新しいですね。

今年は一体どのようなレースになるのでしょうか。

 

ゴールドアクター

前走日経賞(G2)1着。

先団3番手の外をゆっくりとしたペースでレースを運びます。

最後の直線で上り勝負になると、トップハンデをものともせず最速の上りをマーク(33.8)してゴール。

トップに立っていたサウンンズオブアースを捉えると1馬身ほどのリードを保ったまま。

斤量を考えると力の差があったものと思われます。

菊花賞以来半年ほどの休養を挟んだのち、この洞爺湖特別(1000万下)から5連勝。

順調にクラスを上げていき、アルゼンチン共和国杯(G2)で重賞初制覇。

暮れの有馬記念(G1)にも出走し、ここでは同斤量だったサウンズオブアースをクビ差で勝ち切りました。

ハンデ差が出た前走で、さらに突き放したため成長をつづけているものと思われます。

菊花賞で3着に入っており、距離的な問題はクリアできるものと思われます。

前走は3カ月ぶりだったことを考えると、更なる上積みにも期待できそうです。

 

サウンンズオブアース

前走日経賞(G2)2着。

先述したゴールドアクターと共に先団をゆっくりしたペースでレースを運びます。

最後の直線で一旦は先頭に立ちますが差される結果に終わりましたが、斤量差を考えると着差以上の力の差が出ております。

去年出走した際は9着に沈んでおりますが、それから順調に成長しており去年以上の結果が残せるのではないでしょうか。

 

キタサンブラック

前走大阪杯(G2)2着。

スタート後、行き脚がついて先頭へ立ちます。

3コーナーから徐々にペースを上げていきますが、ゴール前で失速し勝った馬に差されてしまいました。

菊花賞を獲ったように、長丁場になれば力を存分に発揮できるためここでの好走にも期待がかかります。

 

シュヴァルグラン

前走阪神大賞典(G2)1着。

中団の後方から、折り合いがついてのレース運び。

3コーナーから4コーナーにかけて一気にペースを上げます。

最後の直線入口で先団に並びかけると追い比べの格好にはなりましたが、この馬は脚が違いました。

完全に抜け出すと2馬身半の差をつける圧勝。

500万下から順調に勝ち上がって重賞初制覇となりました。

これまでになかった58キロを背負うことになりますが、それをこなせるかがカギとなりそうです。

 

これまで挙げた馬のほかにも注目される馬がいるので今後も見ていきたいと思います。

NEWS