コラム
【GⅡ中山記念2016】特集
2016年2月28日、中山競馬場にて第90回中山記念が開催されます。
ここで注目される馬を何頭か見ていきたいと思います。
まず皐月賞、ダービーの2冠を達成したドゥラメンテ。
ダービー後、秋競馬の活躍を大いに期待したファンも多くいたことと思います。
骨折で長期休養を行ったドゥラメンテの注目の復帰戦となります。
中山では先述した通り皐月賞で勝ったわけではありますが、外へ膨らむ場面が見受けられました。
とはいえ、ご存知の通り見事な末脚で他馬を一蹴。
故障明けで無事に走ることが第一ではありますが、これほどの馬ではありますから期待も集めるでしょう。
馬体重が増加している情報があり、それが調整からくるものか、成長からくるものかが気になるところです。
次に同じく皐月賞馬イスラボニータ。去年勝ち鞍を上げることが出来なかったものの、大きく崩れることもありませんでした。
前走マイルチャンピオンシップでは展開に恵まれずも最速の上りをみせました。
鉄砲も効くタイプで、去年古馬たちと戦った経験も大きいでしょう。
続いてリアルスティール。ドゥラメンテに勝った経験があるものの、その後は苦汁をなめる結果が続いています。
長距離で行きたがる節もありましたので、中距離での舞台では更なる走りもありそうです。中間の動きも良く目が離せない一頭です。
他に、天皇賞（秋）でイスラボニータと同タイムを残したアンビシャス、距離の伸びた中山金杯で3着と好走したフルーキー、去年の中山記念で2着と好走したロゴタイプといったところが人気を集めそうです。
1800mの戦いはその後、中距離、マイルへの試金石ともなるためここでの結果は春の重賞争いの競馬予想に大きく役に立つものと思われます。
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